水性ペンのシミ抜き

今回は、水性ペンのシミ抜きです。

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こちらのホームページをよくご覧の方はわかると思いますが、最初にBeforeの写真があり、Afterの写真を掲載されていますよね?

でも、Afterの写真の前に、処理方法であったりとか、作業内容などが書いてありますよね?

今回は、いきなりbefore & afterを出したのには、理由があります。

 

一番最初の写真を見ていただければわかりますが、緑色のインクの周りが黄色くなっています。

実は、この商品、他店でシミ抜き処理をして落ちなかった商品を持ち込まれました。
この手の商品を持ち込まれるのは、結構あることなんですが、今回の商品、この水性ペンのシミ抜きで使ってしまうと落ちる場合もあれば、その後にもっと処理が大変なものになってしまう商品もありますが、残念ながら、後者の状態で持ち込まれました…(; ̄ェ ̄)

 

下の写真ですが、ご覧のとおり、シミはキレイになっていますが、周りの黄色が残っています。

実は、この黄色いシミが厄介なんです…

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水性ペンのシミを抜いた後、残った黄色を除去した写真です。

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この写真を見ていただければわかりますが、シミ部分が真っ白に抜けています。

この黄色のシミを抜くには、一度、真っ白にしてからでないと、次の処理ができません。

最後に白くなった部分を、部分染色して完成です。

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シミも、時と場合によって、いろんな工程を経て作業しています。

だから、無料でシミ抜きをしているところもあるようですが、実は、before & afterで簡単に見えているシミでも、このような工程でシミ抜きしているので、無料ではできない理由です(*^^*)

もし、このような商品でお困りの場合でも、お近くの信越長染会のお店にご相談ください。

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㈱ファッションケアー明和 小池 正樹

衣類のシミやトラブルを解決しながら、可能な限り元の状態に復元することを信条とし、自身のクリーニングの知識や体験を踏まえ、お客様のみならず同業他社からも依頼がある。 全国で80人ほどしかいない京技術修染会の修復師の資格を持ち、また全国で10人ほどしかいない京技術修染会の認定講師試験に合格し長野県では初の資格取得者。

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