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2016-11-04

ボールペンのインクのシミ抜き

ノック式のボールペンで、ついやってしまうこと

いつでもメモを取れるようにメモ帳とボールペンを持ち歩くことは、社会人にとっては当たり前のことかもしれません。
でも、いつでもメモを取れるということは、何か作業の最中でちょっと急いでいるときであったりします。

そんな時にやっちゃいませんか?

「ポケットにしまっているんですが、気付いたらついちゃっていたんです。どうにかなりますか?」

今回のシミ抜きは、テストで行ったシミ抜きの工程で取れるインクと、別の工程が必要なインクが付いていました。
どうやら、二種類のボールペンをお使いになっていたようです。

一口にボールペンといっても、種類やメーカーによってインクは違います。
テストによってインクを除去できる工程を探ります。

<シミ抜き 前>
IMG_2621

<シミ抜き 後>
IMG_2622

これでまた気持ちよく着ていただけます。

お困りのことがありましたら、お気軽に信越長染会のお店にご相談ください。

 

投稿者プロフィール

(資)幸村クリーニング店 幸村 康弘
(資)幸村クリーニング店 幸村 康弘
長野県の山の中にある当店ですが、北は北海道から南は沖縄県、もちろん東京や大阪からもシミ抜きの依頼を受けています。汗で脱色したルイジボレリのネクタイ、赤ワインをこぼしてしまったD&Gの麻のジャケット、カビてしまったかけがえのない横断幕等々。帽子やキャップのエキスパートリメイクの対応は、クロムハーツやバレンシアガ、ヨシノリコタケ等、累計で300件を超えるお客さまに喜んでいただいています。
京技術修染会認定「修復師」として知識と経験と思いやりで、お客さまの「困った」「何とかしてほしい」という気持ちに全力でにお応えします。
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長野県の山の中にある当店ですが、北は北海道から南は沖縄県、もちろん東京や大阪からもシミ抜きの依頼を受けています。汗で脱色したルイジボレリのネクタイ、赤ワインをこぼしてしまったD&Gの麻のジャケット、カビてしまったかけがえのない横断幕等々。帽子やキャップのエキスパートリメイクの対応は、クロムハーツやバレンシアガ、ヨシノリコタケ等、累計で300件を超えるお客さまに喜んでいただいています。 京技術修染会認定「修復師」として知識と経験と思いやりで、お客さまの「困った」「何とかしてほしい」という気持ちに全力でにお応えします。
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