ジャケット襟の黄変除去の手順について

しみ抜き事例に多い襟の黄変除去ですが、今回はしみがきれいになるまでの手順を写真を交えてお伝えしたいと思います。

一枚目の写真はドライクリーニング後の状態(ビフォー)です、黄ばみは洗っただけではとれません。

 

 

しみの一番上の油脂の層を除去するために油性処理をします。

茶色っぽい筋が上の写真と比べてかなり薄くなりました。

薬剤と油性処理しみ抜きガンの機械力が威力を発揮しました!

 

 

次に酸素系漂白をしました。

黄ばみはほぼ消えました。

ですが、時間が経過した黄変の場合は、もとの生地の色が消失して白っぽくなっていることが多いです。

 

 

周りと比べて白っぽい筋状のところに、無くなってしまった色を補い完成(アフター)です。

これでまた気持ちよくお召しになっていただけます!

 

 

標準的な襟の黄変も除去までにこれだけの手順がかかります。

しみの色がもっと濃い場合、広範囲の場合、シルクなどデリケートな生地の場合は更に難易度が高くなります。

信越長染会メンバーは講習会で色々なしみ抜きの実例を学んでおりますので、このような事例も安心してお任せください。

 

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クリーニング タケウチ 竹内 義人

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1965年より長野市上松にて営業、現在三代目。 洗いあがりの良さと、着ごこちの良さを追求して、をテーマに頑張っています。 長野市北部を中心に集配いたします。
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2017-07-07 | Posted in 黄ばみ・変色のシミComments Closed 

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