2014-06-25
タンクトップ 汗による生地の色のにじみ
伊那市のIさまからしみ抜きのご依頼を承りました。
Iさまは、お気に入りの衣類を普段は家庭で洗われているようです。
ですが、生地の黒の部分から色がにじんでしまい、にじんだ色が家庭ではとることができず、着る機会がなくなってしまいました。
そこで、当店にご相談いただきました。
夏は汗をよくかきますよね。
その汗は、時間の経過とともにアルカリ性に変化します。アルカリ性になると、生地の染料に影響を与えて染料がにじみやすくなってしまいます。
<しみ抜き前>
<しみ抜き後>
これでまた気持ちよく着ていただけます。
今回のように汗による生地の色のにじみを予防するためには、着用後はできるだけ早く洗浄してください。
でも、生地や染料によってはすぐに色がにじんでしまうものもあります。
そんな時は、信州長染会のお店にお気軽にご相談ください。
今回のしみ抜き代:1,000円(消費税・クリーニング代別)
投稿者プロフィール
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長野県の山の中にある当店ですが、北は北海道から南は沖縄県、もちろん東京や大阪からもシミ抜きの依頼を受けています。汗で脱色したルイジボレリのネクタイ、赤ワインをこぼしてしまったD&Gの麻のジャケット、カビてしまったかけがえのない横断幕等々。帽子やキャップのエキスパートリメイクの対応は、クロムハーツやバレンシアガ、ヨシノリコタケ等、累計で300件を超えるお客さまに喜んでいただいています。
京技術修染会認定「修復師」として知識と経験と思いやりで、お客さまの「困った」「何とかしてほしい」という気持ちに全力でにお応えします。
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京技術修染会認定「修復師」として知識と経験と思いやりで、お客さまの「困った」「何とかしてほしい」という気持ちに全力でにお応えします。
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