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2015-03-04

シャツの衿の脱色修正

今回は衿の脱色修正です。

エリの部分は、首と直接触れる部分になり、脱色しやすい場所です。

原因については、染色や汗、日光などの紫外線によるものなど、様々なことが想定されます。

その原因の一つに、汗が付着したまましまってしまうと脱色のリスクが高くなってしまいます。

汗などの汚れの付いたものが、空気中の酸素と反応し、酸化してしまいます。

酸化とは、例えば、オイルを長期間空気に触れる場所においておくと
臭いが付いたり、酸化してしまうのと同じ状況なんですよね(^_^;)

リスクを少しでも減らしておけば、脱色の可能性も低くなってきます。

そろそろ冬物もしまう季節になってきましたが、着用したものは洗ってしまいましょう!

衿の脱色修正

 

このような事例でお困りの場合でも、お近くの信州長染会にご相談ください。

 

投稿者プロフィール

㈱ファッションケアー明和 小池 正樹
衣類のシミやトラブルを解決しながら、可能な限り元の状態に復元することを信条とし、自身のクリーニングの知識や体験を踏まえ、お客様のみならず同業他社からも依頼がある。
全国で80人ほどしかいない京技術修染会の修復師の資格を持ち、また全国で10人ほどしかいない京技術修染会の認定講師試験に合格し長野県では初の資格取得者。
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㈱ファッションケアー明和 小池 正樹

衣類のシミやトラブルを解決しながら、可能な限り元の状態に復元することを信条とし、自身のクリーニングの知識や体験を踏まえ、お客様のみならず同業他社からも依頼がある。 全国で80人ほどしかいない京技術修染会の修復師の資格を持ち、また全国で10人ほどしかいない京技術修染会の認定講師試験に合格し長野県では初の資格取得者。
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