こんにちは!
今日は新潟のクリーニングショップ ラヴァージュ梶原がお送りします。
今回の事例は
着物の胡粉付近にできたカビの復元事例です。
胡粉とは・・・胡粉(ごふん)は顔料のひとつ。現在では貝殻から作られる、炭酸カルシウムを主成分とする顔料を指す。
Wikipediaよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%A1%E7%B2%89
細かい粒子なのでそれ自体では生地に付いてくれません。
なのでそこに糊を混ぜて柄を描くわけですが
その糊にカビが好んで発生するわけですね。
柄を消さないように慎重に作業しました。
それが
こんな感じできれいになりました。
古いシミでしたがちゃんと元通りになります。
着物にカビが生えてもあきらめないでお近くの信越長染会会員のお店にご相談ください。
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