こんにちは!
今日は新潟のクリーニングショップ ラヴァージュ梶原がお送りします。
今回の事例は
着物の胡粉付近にできたカビの復元事例です。
胡粉とは・・・胡粉(ごふん)は顔料のひとつ。現在では貝殻から作られる、炭酸カルシウムを主成分とする顔料を指す。
Wikipediaよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%A1%E7%B2%89
細かい粒子なのでそれ自体では生地に付いてくれません。
なのでそこに糊を混ぜて柄を描くわけですが
その糊にカビが好んで発生するわけですね。
柄を消さないように慎重に作業しました。
それが
こんな感じできれいになりました。
古いシミでしたがちゃんと元通りになります。
着物にカビが生えてもあきらめないでお近くの信越長染会会員のお店にご相談ください。
投稿者プロフィール

最新の投稿
10年以上前のシミ2025年11月10日着物に付いた茶色く変色した古いシミ
全体色移りの処理2025年10月10日洋服からの色落ち
ヘアーカラー2025年9月10日紺色のブラウスに付着したカラー剤のシミ
インクのシミ抜き2025年8月12日麻のワンピースに付いたインクのシミ



