着物の襟、袖口の染色補正

おはようございます、ここ数日、秋の行楽日和が続いて、すごしやすい気候ですね。

連休は何処かへ行って秋を満喫してこられましたでしょうか? 🙂

さて、本日は新潟県新発田市から後藤が事例紹介を担当させていただきます。

今日は着物の襟、袖口を中心に染色補正のお話しをいたします。着物は主に「動物性繊維」の「絹」で作られているものが多く。お手入れ、またはクリーニングをシッカリとしておけば何年も着用していただけるものと思います。

ですが、お手入れ、またはクリーニングをしないでしまっておかれますと、後から生地の色が退色や変色をおこしたり、生地自体を「脆化」弱らせる事になりますので注意しなければいけません。

今回の事例も2、3回きたんだけど大丈夫だろうと何年もそのまま保管していた品物であります。↓

襟、袖口中心に退色、変色をしておりました。この原因は生地についた、汗や皮脂汚れがどんどんアルカリ性を高めていき生地の色素を破壊した結果だと言えます。

では、どうするかと言いますと、失われた色を補ってあげる「色かけ」をいたします。それがこちら↓

写真の襟、左を色かけしました。

襟全体です。次に袖口も↓

黄色っぽさが抑えられました。

次に脇の下の汗による退色も↓

ほぼわからない状態となりました。

写真の撮り方、明るさの加減によりわかりにくいところもあるかと思いますが

また、ずっとお召しになっていただけるようになりました。

着たまま、ずっとしまっておいたりしないようにしましょう。

アルカリ性は生地の色素を弱めます。アルカリ性は動物性繊維を脆化させます。仕舞い洗いを忘れずにお願いします。

もし、お洋服や着物などでお困りの時はお近くの信越長染会の加盟店までお気軽にお問い合わせ下さい。

きっと、お力になれると思います。

 

 

 

 

投稿者プロフィール

後藤 拓己
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お客様に本当に喜んで頂くためのクリーニングを目指しております。クリーニングでお困りでしたらなんなりとご相談下さい。
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