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2017-09-29

Lee デニムパンツについたマジックのシミ

おはようございます。今日の事例はデニムパンツについたマジックのシミ抜き事例です。

左足の内側付近に付いてしまっていますね。

拡大すると・・・

シミや汚れには、いろんなものがありますが「染まる」ものはシミとして落ちにくいと覚えていただくといいと思います。

同じ筆記用具でも、鉛筆などは染まるというよりは繊維の上に乗っていると言う感じ。
ボールペンは半分乗っていて、半分染まる。
そして、マジックは染み込む(染まる)。
そんなイメージです。

鉛筆よりもボールペンが。
ボールペンよりもマジックが。
というように、染み込みやすいものほど汚れは「染み」となり取り除くのが大変になります。

 

今回は、染み込んだマジック。

細心の注意をはらい、丁寧に丁寧に施術をさせて頂き、取り除くことに成功しました。

染み込めば染み込むほど、シミとしての難易度が上がります。これは洋服にとっては重症、大ケガということ。
さらにこういったデニム素材についた場合は、付着したシミより元々の色の方が弱く、シミが抜けずに色が落ちるなんてことがほとんどなので、
専門家の処置を早めに受けることをおすすめします。

頼れるシミ抜きの専門家が在籍する信越長染会にお気軽にご相談下さい。

投稿者プロフィール

中村 祐一
長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。
「洗濯王子」の愛称で、テレビ・雑誌など各種メディアに出演多数。

「洗濯からセカイを変える」を合言葉に、洗濯から考える暮らし方の提案を行い、一般家庭をはじめ、住宅関連メーカー、家電メーカー、アパレルメーカーなどへもアドバイス。

衣服と関わる様々な分野の改革に取り組む、日本を代表する洗濯家。


※現在、しみ抜きのお預かりは休止しております。  大変申し訳ございません。
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中村 祐一

長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。 「洗濯王子」の愛称で、テレビ・雑誌など各種メディアに出演多数。 「洗濯からセカイを変える」を合言葉に、洗濯から考える暮らし方の提案を行い、一般家庭をはじめ、住宅関連メーカー、家電メーカー、アパレルメーカーなどへもアドバイス。 衣服と関わる様々な分野の改革に取り組む、日本を代表する洗濯家。 ※現在、しみ抜きのお預かりは休止しております。  大変申し訳ございません。

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