麻のジャケットにシミ、擦っちゃいましたか?

今回の事例は、麻のジャケットにシミがついてしまい、ハンカチで擦ったけど取れずに周りが白くなってしまったというご相談です。

シミはついた直後が取れやすいです。しかし、それは繊維に対して適切な処置をすれば、の話。

無理に擦ったりすると、シミが取れずに繊維を傷めてしまうこともあります。特に、麻などは擦られることによりスレが起きて白っぽくなってしまうことが多いです。

シミの周りが白っぽいですね。シミが濃いだけに、余計目立ってしまいます。

こうなりますと、シミ抜きだけでなく白くなった部分を周りと同じ色に合わせて部分的に染色する必要があります。

もちろん、染み抜き代もシミを取るだけでなく染色の部分も必要になりますので、比べれば高額です。

アフターです。シミを除去し、周りに合わせて染色をさせていただきました。

シミがついてしまった場合は、慌てずにハンカチなどで吸い取らせるか、食べこぼしなどの場合は軽くつまんでください。擦ることは極力避けていただいた方が間違いないです。

そのあと、是非お近くの信越長染会のメンバーにご相談くださいね。

 

 

投稿者プロフィール

(有)クリーニング黒岩 近藤 義之
長野県須坂市のクリーニング店5代目として、日々様々な衣類のシミと向き合っております。
ちがいのわかるクリーニングを目指し、どの様な衣類のシミも、すべて同様に全力を尽くさせて頂きます。
洋服、和服、お気軽にご相談ください。
The following two tabs change content below.

(有)クリーニング黒岩 近藤 義之

長野県須坂市のクリーニング店5代目として、日々様々な衣類のシミと向き合っております。 ちがいのわかるクリーニングを目指し、どの様な衣類のシミも、すべて同様に全力を尽くさせて頂きます。 洋服、和服、お気軽にご相談ください。

最新記事 by (有)クリーニング黒岩 近藤 義之 (全て見る)

2017-09-30 | Posted in 洋服についたシミ, 色抜けの補色, スレ直し, スレによる白化Comments Closed 

関連記事