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2018-04-03

時間の経過したジャケットの袖口のシミ

ようやく長野市も桜が咲き始めました。
桜が咲く頃になると、気温も安定してくるのですが
そろそろ、春物を着用しようと思ったら…という事例です。

出して着ようと思ったら、袖口に何かシミが…
これ、仕舞う前にはなかったそうですが
汗の付着をそのままにしておいた状態で
シミが浮き上がってきたものと推察されます。

一見、汚れていないように見えて、実は
汗汚れなどが付着していることが多いのです。

こうなってしまうと、通常のクリーニングだけでは
落とすことが難しく、「復元加工」が必要になってきます。

そろそろ暖かくなってきたので、このような状態に
なる前に、着用したものはクリーニングしてから
仕舞うようにしましょう(*^^*)

こんな事例の時も、お近くの信越長染会のお店にご相談ください。

投稿者プロフィール

㈱ファッションケアー明和 小池 正樹
衣類のシミやトラブルを解決しながら、可能な限り元の状態に復元することを信条とし、自身のクリーニングの知識や体験を踏まえ、お客様のみならず同業他社からも依頼がある。
全国で80人ほどしかいない京技術修染会の修復師の資格を持ち、また全国で10人ほどしかいない京技術修染会の認定講師試験に合格し長野県では初の資格取得者。
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㈱ファッションケアー明和 小池 正樹

衣類のシミやトラブルを解決しながら、可能な限り元の状態に復元することを信条とし、自身のクリーニングの知識や体験を踏まえ、お客様のみならず同業他社からも依頼がある。 全国で80人ほどしかいない京技術修染会の修復師の資格を持ち、また全国で10人ほどしかいない京技術修染会の認定講師試験に合格し長野県では初の資格取得者。
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