今回の事例は、綿のポロシャツの襟の脱色の修正です。
黒のシャツですが、襟の部分が鮮やかに赤く脱色してしまっています。
原因は汗。この時期、汗をかくのは当然のことです。
汗の主成分は水分ですが、それ以外にもナトリウムや塩素、尿素など、衣類に良くない成分か多く含まれており、これらが衣類の染料を分解してしまうんですね。
この汗が直接付着する襟の内側は、特に脱色しやすい部分となりますので要注意❗️
襟の脱色は目立つし、着る気持ちも萎えてしまいますからね。
処理後です。
色の復元加工(カラーリターン)て、赤味が消えてスッキリしました。
今回は、襟だけの修正依頼でしたが、全体的に赤くなっている場合も対応出来ますので、このような事例でお困りの場合も、諦めずに信越長染会にご相談ください。
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長野県佐久市でクリーニング店を営んでおります。
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