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2018-12-19

白いジャケット 襟の汚れ、黄ばみ

おはようございます。今日の事例は、よくある襟の汚れ。


襟元は皮脂や整髪料などが付着してそれが接着剤の役割をして、皮膚が剥がれ落ちた汚れや、空気中に漂うホコリなどの汚れがくっつきます。

それが蓄積していくと、黒ずみとなって見えますし、時間が経過すると、皮脂そのものが酸化をして黄ばんできます。

 

ご家庭でのお洗濯では、部分洗い用洗剤などを塗って、お湯ですすいでから、洗濯機に入れることで、襟の皮脂汚れなどは落ちやすくなりますが、ウールのジャケットなどは少しむずかしいのでプロにお願いしたいところです。
黄ばんでしまうとさらに厄介な汚れになりますね。

半分だけキレイにしたもの。

 

襟全体キレイにしたもの。

 

「黄ばんでしまえば捨てる。」なんて人も多いですが、万が一、黄ばんでしまっても落ちますからぜひご相談くださいね。

投稿者プロフィール

中村 祐一
長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。
「洗濯王子」の愛称で、テレビ・雑誌など各種メディアに出演多数。

「洗濯からセカイを変える」を合言葉に、洗濯から考える暮らし方の提案を行い、一般家庭をはじめ、住宅関連メーカー、家電メーカー、アパレルメーカーなどへもアドバイス。

衣服と関わる様々な分野の改革に取り組む、日本を代表する洗濯家。


※現在、しみ抜きのお預かりは休止しております。  大変申し訳ございません。
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中村 祐一

長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。 「洗濯王子」の愛称で、テレビ・雑誌など各種メディアに出演多数。 「洗濯からセカイを変える」を合言葉に、洗濯から考える暮らし方の提案を行い、一般家庭をはじめ、住宅関連メーカー、家電メーカー、アパレルメーカーなどへもアドバイス。 衣服と関わる様々な分野の改革に取り組む、日本を代表する洗濯家。 ※現在、しみ抜きのお預かりは休止しております。  大変申し訳ございません。

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