しまう時には綺麗だったのに、いざ着ようと思ってクローゼットから出してみたら、なかったはずのシミや変色が付いていた経験はありませんか?
これは、しまう時に見えなかった衣類についた汚れが、保管中に空気中の酸素と結びついて色が発色した状態です。
汚れ自体も最初の状態から変質しているので、洗って取れる状態ではなくなっています。
汚れにはいろんな成分が含まれていて、その成分が層になって衣類に付着しています。
付いたばかりの汚れは、汚れを形成している層が弱いので比較的容易に分解できますが、時間が経過するとともに汚れの層は頑固になっていき、一つ一つの層を分解するのにシミ抜きの工程が必要になります。
そうすることで、生地を傷めずに綺麗にシミ抜きを行うことができます。
今回のワンピースも汚れの層を一つ一つ分解していくシミ抜きを行いました(赤いテープはシミの位置の目印です)。
これでまた気持ちよく身に着けていただけます。
お困りのことがありましたら、お気軽に信越長染会のお店へご相談ください。
投稿者プロフィール

- 長野県の山の中にある当店ですが、北は北海道から南は沖縄県、もちろん東京や大阪からもシミ抜きの依頼を受けています。汗で脱色したルイジボレリのネクタイ、赤ワインをこぼしてしまったD&Gの麻のジャケット、カビてしまったかけがえのない横断幕等々。帽子やキャップのエキスパートリメイクの対応は、累計で100点を超えてお客さまに喜んでいただいています。
最新の投稿
不明なシミ2026年2月4日着物についた汚れのシミ抜き
洋服についたシミ2026年1月7日ブラウス 気になるちょっとしたシミ
帽子のシミ2025年12月8日HELEN KAMINSKI ヘレンカミンスキー キャップのエキスパートリメイク
塩素系漂白剤による脱色2025年11月7日塩素系漂白剤による脱色の復元






