今回のシミ抜き事例は、ダウンジャンパーに付いてしまった原因不明のシミです。
シミって、いつ付いたのかわからないけど、いつの間にか付いていたと言うことが多いですよね。
そして、ジャンパーやコートですと、外で色々なものに触れてしまうことも多いので尚更だと思います。
今回お預かりしたジャンパーです。何やら黒いものが付いていますね。
今の時期でしたら、スキーウエアですとリフトの油ということもありますが、今回はその可能性は無さそうです。
では何が付いたのでしょうか。付いたものを見た目や触った時の硬さなどで想像して、それに合うしみ抜き方法を考えていきます。
この辺りは、経験も必要になってきますね。
アフターです。何種類かのシミ抜き方法を試した結果、一番繊維に優しく、かつシミの落ちる方法で進めさせていただきました。
シミ抜きをした結果、繊維が痛んでしまっては元も子もないですからね。
私たち信越長染会のメンバーは日々様々なシミと向き合い、大切な衣類をまた着て頂けるように努力しております。
衣類のことでお困りでしたら、ぜひお近くの信越長染会のメンバーにご相談くださいね。
投稿者プロフィール

- 長野県須坂市のクリーニング店5代目として、日々様々な衣類のシミと向き合っております。 違いのわかるクリーニングを目指し、どのような衣類のシミも全て全力で向き合わせて頂きます。
最新の投稿
洋服についたシミ2025年4月16日ジャンパーの襟リブ部分の変色修正
不明なシミ2025年3月19日浴衣に出来ていた洗っても取れないシミ
インクのシミ抜き2025年2月20日作業ジャンパーにインクのシミ
洋服についたシミ2025年1月22日色褪せが起きてしまったシャツの襟