今回の修正事例は、色が褪せてしまったジャケットの色修正になります。
お気に入りのジャケット。しっかりお手入れをしていれば永く着ることが出来ます。
様々な素材があり、年数が経つにつれて劣化が早い素材もありますが、天然繊維と言われる天然素材から作られた糸で出来上がった衣類は長持ちしますよね。
ですが、繊維自体は丈夫でも染められた色についてはやはり段々と色褪せてしまいます。
綿素材にポリエステルが入ったジャケットです。おそらく紫外線によって色が褪せてしまったのでしょうね。
紫外線や汗などの汚れは段々と色を弱めてしまうので、着た後のクリーニングと保管時に日差しが当たらないようにすることはとても大切なんです。
ですが、それでも着ていれば段々と色は褪せてくる。
そのような時は、信越長染会のメンバーにご相談ください。
しっかりと色が戻りましたね。信越長染会ではこのような技法をカラーリターンと名づけ、メンバー各位ができるように日々研鑽を続けております。
お気に入りの衣類でお困りごとがございましたら、お気軽に信越長染会のメンバーにご相談くださいね。
投稿者プロフィール

- 長野県須坂市のクリーニング店5代目として、日々様々な衣類のシミと向き合っております。 違いのわかるクリーニングを目指し、どのような衣類のシミも全て全力で向き合わせて頂きます。
最新の投稿
洋服についたシミ2025年4月16日ジャンパーの襟リブ部分の変色修正
不明なシミ2025年3月19日浴衣に出来ていた洗っても取れないシミ
インクのシミ抜き2025年2月20日作業ジャンパーにインクのシミ
洋服についたシミ2025年1月22日色褪せが起きてしまったシャツの襟