いつも信越長染会ブログをご覧いただきありがとうございます!
今回はブラックデニムズボン、色抜けのお直し事例をご紹介します。
最初の状態をご覧ください。
上記は左足太もも辺りの画像です。
全体的にはこんな感じです、
これは色が抜けた箇所を、ご自分で市販されている布用染料、色補正ペンを使って直した画像です。
太ももアップ画像からもわかりますが、ご自分で直した箇所が光って、最初より目立つようになってしまった状態を直してほしいとご依頼いただきました。
市販の色直しペンなどは顔料といったタイプの色で、色抜けを上から塗りつぶす感じの商品で、今回のようなデニム生地には合いませんので使用しないでください。
またこれを直すためには、先ずお客様自身が塗った場所のしみぬきから進めていきます。
土台からしっかり直していかないと綺麗になりません。
これが意外に落ちにくい。。。(泣)
しかしなんとか落とし、その後クリーニング。
染み抜きするときに薬品なども使用するので、生地への薬品残留を避けるためにもクリーニングは必ず行います。
そして、色直し。
すると↓
角度を少し変えてみます。
これでいかがでしょう???
履ける状態まで復元できました。
このように信越長染会加盟店なら直せます。
今回のように染み抜き、色補正と倍以上の料金がかかりますので、
色が抜けた時には何も手を加えず、信越長染会加盟店にご相談ください!
投稿者プロフィール

- 新潟県村上市で昭和45年から創業。丁寧な仕事を心がけ営業し現在に至る。 お客様の衣類のお悩みには誠意を持ってお応えします。 洗い、染み抜きには特に力を入れ、本当に綺麗なクリーニングを目指し、更なる技術向上のため日々努力をさせて頂いてます。 この他、レザー衣料・靴・カバンなどの革製品のクリーニング・メンテナンスも取り扱っております。
最新の投稿
洋服についたシミ2025年4月18日特注パーカーの食べこぼしと思われる染み抜き
復元再生加工2025年3月21日レーヨンデニムパンツの色直し
時間の立った古いシミ2025年2月21日綿スタジャン白い袖の染み抜き
時間の立った古いシミ2025年1月24日仕舞っておいたコートが大変なことに⁉︎