今回はクレープが洋服についてしまった事例です。

すでに他店にてクレープがついたということで
染み抜きに出したそうですが、多少薄く
なったものの、ほぼ変わらないで返って
きたそうです。

例えば、どんなシミでもそうですが
何がついたのか?
って、ちょっと考えれば、そのシミが
なんのシミだというのがわかります。

たとえば、ラーメンなら
ラーメンの汁の中には、油、醤油、香辛料などなど。

今回はクレープなので
生クリーム、チョコ、ジャムなどが考えられ
他店でいじられてのシミ残りなので
〇〇が取れて、〇〇が残っている
ということがおおよそ見当がつきます。

大方の予想通りでした。

ただシミが付いたから作業をするのではなく
何が原因でこうなっているのか?
ということを考えながら一つずつ
作業を行うことでシミがキレイに
なっていきます。

このような場合でも、お近くの信越長染会のお店にご相談ください。

投稿者プロフィール

㈱ファッションケアー明和 小池 正樹
㈱ファッションケアー明和 小池 正樹
衣類のシミやトラブルを解決しながら、可能な限り元の状態に復元することを信条とし、自身のクリーニングの知識や体験を踏まえ、お客様のみならず同業他社からも依頼がある。
全国で80人ほどしかいない京技術修染会の修復師の資格を持ち、また全国で10人ほどしかいない京技術修染会の認定講師試験に合格し長野県では初の資格取得者。