太陽光により色焼けしたパーカーの色修正

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今年の夏も暑く日差しの強い日が続きました。これからの時期、太陽光により色焼けした品物のご相談が多くなってきます。今回は長い間ハンガーに掛けておいたパーカーの変色事例です。

 

太陽の日差しや蛍光灯の光には、紫外線が含まれており、長い間日差しや光の当たるところに置いておくと、生地の色を失わせる退色(たいしょく)と呼ばれる現象をおこします。一般的には、色焼け、変色と呼ばれています。

 

ここで紫外線の力を試す実験を行ってみました。さまざまなシミを付けた布を炎天下で放置。

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紫外線により、さまざまなシミが変化しています。

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特に色素を多く含むケチャップなどは、大分色が薄くなっていますね。

 

このように紫外線は、シミの色素だけで無く、生地の色素も奪ってしまう力を持っています。ついたばかりのシミに比べ、衣類は染めを繰り返すなど行っていますので、急に太陽の下で色が変色するわけではありませんが、今回のように長時間光の下に置かれた衣類は、徐々に色が失われ変色してしまいます。

 

このような場合、無くなってしまった色を足していく色修正を行っていきます。

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さまざまな色を調合し、色修正無事終了!

 

信越長染会では、色焼けした衣類の復元も行っています。あきらめずに加盟店へご相談ください。

今回の投稿は、茅野のクリーニング屋“フミットくん”こと、小池ドライクリーニングの小池文人(こいけふみと)が担当させていただきました。(色修正:4.500円)

 

 

 

 

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小池ドライクリーニング 小池 文人
一点一点心を込めて仕上げます。復元加工、復元仕上げ、アクアクリーニング、お直し、衣類のトータルケアのお手伝い。愛称は「茅野のクリーニング屋フミットくん」
2015-08-18 | Posted in 日光によるヤケ, 色修正, 変色の復元加工Comments Closed 

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