2016-07-13
いつの間にか色が無くなっていること、ありませんか?
今回の事例は、ジャケットの衿の色が段々と薄くなってしまったとのご相談です。
洋服は、それぞれ様々な色に染められている品物があります。最近の品物は本当にカラフルですよね。
さて、気が付かないうちに汚れが染み込んでいる。それで代表格が衿かと思います。
衿の部分は、着ていれば自然と汗などによる汚れが蓄積していきます。そして、厄介なことにその汗は透明ですので、汚れていることに気が付かないのですね。
汚れは衣類の色にダメージを与え、いつの間にか変色や脱色の原因となります。これからの季節は特に汗をかくので気をつけて欲しいポイントですね。
予防法はクリーニングの時に汗を書いたので除去をお願いしたいと伝えていただければ、クリーニング店で衣類に合わせた除去をしてくれると思います。
ただ、除去の方法も大切ですが、変色や脱色をしてしまった場合は予防法だけではダメですね。
脱色している部分に染色を施し、元の状態まで復元させました。
本当は脱色する前の予防が大切です。ですが、それでも気が付かないうちに衣類には様々な汚れが付き、衣類にダメージを与える場合があります。
そんな時は、お気軽に信越長染会のメンバーのお店にご相談くださいね。
関連記事