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2017-09-05

汗じみ、黄ばみを「治す」ということ

おはようございます。今日は、脇の汗ジミについての投稿です。

僕達がしているシミ抜きと言うのは、=「服の手術」のようなものです。

例えば、こういった黄ばみなんかは非常に多い症例で、よくある「服の手術」となります。

※このような黄ばみでも、しっかり治してあげることは、かなりの確率で可能ですので、諦めないで下さい。

 

でも・・・

そもそもこういった状態にしないというのが一番大切です。
黄ばみなどは「染み抜き」という、「対症治療」でキレイに戻ったとしても、
根本的な「着方」や「日頃のお洗濯」の部分が改善されないと必ず同じように黄ばみを作ってしまいます。

だからキレイに戻ったから良かったではなく、
黄ばみを発生させないように着方や日頃の洗濯を見直す。これが大切です。

対症治療 → 染み抜き
原因治療 → 着方や、日々のお洗濯の改善

と言った具合ですね。

染み抜きなどの服にとっての対症治療は衣類にかなり負担がかかります。
これは人間で言えば手術を受けたり入院して投薬治療を受けるようなものです。
そういうのって、かなり体に負担が大きいですよね。
出来ることなら手術とか受けたくない人がほとんどだと思います・・・

だから、できるだけシミ抜きのお世話にならないようにすることが大切です。

シミ抜きをする側の人間が、シミ抜きのお世話にならないようにというのも変かもしれませんが、それだけ僕たちは「服を大事に、大切にして欲しい」と考えています。

お医者さんが人々の健康を願うように、僕達は服の健康を願っています。

 

投稿者プロフィール

中村 祐一
長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。
「洗濯王子」の愛称で、テレビ・雑誌など各種メディアに出演多数。

「洗濯からセカイを変える」を合言葉に、洗濯から考える暮らし方の提案を行い、一般家庭をはじめ、住宅関連メーカー、家電メーカー、アパレルメーカーなどへもアドバイス。

衣服と関わる様々な分野の改革に取り組む、日本を代表する洗濯家。


※現在、しみ抜きのお預かりは休止しております。  大変申し訳ございません。
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中村 祐一

長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。 「洗濯王子」の愛称で、テレビ・雑誌など各種メディアに出演多数。 「洗濯からセカイを変える」を合言葉に、洗濯から考える暮らし方の提案を行い、一般家庭をはじめ、住宅関連メーカー、家電メーカー、アパレルメーカーなどへもアドバイス。 衣服と関わる様々な分野の改革に取り組む、日本を代表する洗濯家。 ※現在、しみ抜きのお預かりは休止しております。  大変申し訳ございません。

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