今回のシミ抜き事例は、ブラウスに付いてしまった口紅の除去です。
本日は5月9日。何の日がご存知ですか?
「メイクの日」だそうです。
というわけで、そんなシミ抜き事例なんです。
とはいえ結構多いのがこの口紅のシミ抜き。簡単に取れる場合もあれば、なかなか取れない場合もあります。
・ただ薄く乗っているのではなく、書かれてしまった感じになっている。
・生地の目が荒く、口紅がその隙間に入り込んでいる。
・生地がデリケート。
と、色々と厄介な状態でした。
これを家庭で取ろうとしても、おそらく少しは薄くなるかと思いますが取り切ることは困難でしょう。
というわけで、アフターです。もちろん私達ならしっかりと除去することが可能です。
クリーニング店でもシミ抜きをするところが増えていますね。
ですが、無理に力をかけて繊維へのダメージを考えずに除去をする方法と、デリケートな繊維に対して最適な薬品と技術で除去する方法はまるで違います。
私たち信越長染会のメンバーはしっかりと理論を学び、研鑽に努めています。
ぜひ、衣類のシミでお困りの際は、お気軽にお近くのメンバーのお店にご相談くださいね。
投稿者プロフィール

- 長野県須坂市のクリーニング店5代目として、日々様々な衣類のシミと向き合っております。 違いのわかるクリーニングを目指し、どのような衣類のシミも全て全力で向き合わせて頂きます。
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